AI検索(AI Overviews)の本格普及、WordPress 7.0の登場、CMSやSEOの構造変化。
2026年のWEB業界は「情報をたくさん知っている人」よりも、正しい情報を早く判断できる人が生き残る時代です。
本記事では、
WEB制作・SEO・CMS運用に関わる人向けに「毎日10分で回せる情報収集ルーティン」と、
実際にチェックすべき主要サイトとその見方を解説します。
毎日10分の情報収集ルーティン全体像
① 一次情報(公式)を確認|3分
② 海外トレンドを要約で把握|4分
③ 日本語で実務視点に変換|3分
ポイントは「読む」ではなく“変化が起きているか”を確認することです。
【一次情報】毎日必ず見るべき公式サイト
Google Search Central Blog
Google Search Central Blog
https://developers.google.com/search/blog
Google検索に関する公式アナウンスが掲載される、SEO・AIOにおける最重要一次情報源です。
コアアップデート、ランキング要因、構造化データ、AI Overviewsに関する方針などは、最初に必ずここで公開されます。
2026年は「AIにどう評価されるか」が検索結果に直結するため、
このブログを見ていない=Googleの採点基準を知らずに運用しているのと同じ状態になります。
チェックポイント
- 「Core Update」「AI」「Ranking」「Performance」という単語
- 技術的な詳細は理解できなくてもOK
→ “何か変わったかどうか”の確認が目的
Make WordPress Core
Make WordPress Core
https://make.wordpress.org/core/
WordPressのコア開発状況がリアルタイムで共有される、開発者向け公式サイトです。
WordPress 7.0以降は、ブロックエディタ・テーマ構造・非推奨機能の整理が加速すると予想されています。
日本語メディアに情報が出回る頃には、すでに仕様は確定済みというケースも多く、実務者ほど早めのキャッチアップが重要です。
チェックポイント
- 「Deprecated(非推奨)」
- 「Block」「Editor」「Theme」
- 大量に読む必要なし → 見出し確認だけで十分
【海外トレンド】SEO・制作の“温度感”を知る
Search Engine Journal
Search Engine Journal
https://www.searchenginejournal.com/
SEO・検索・AI検索の変化を実務者目線でまとめてくれる定番サイトです。
Google公式発言の補足解説や、業界の反応を素早く知ることができます。
2026年は「SEO=順位」ではなく、
**「AIに引用されるか」「ブランドとして認識されるか」**が重要になるため、
AIO(AI Optimization)視点の記事が多い点も強みです。
チェックポイント
- 記事の冒頭3段落だけ読む
- 「What this means」「Impact」という見出しがあれば必読
Search Engine Land
Search Engine Land
https://searchengineland.com/
検索エンジン・広告・マーケティングのビジネス寄り視点が強いメディアです。
アルゴリズム変更が「企業サイト・ECにどう影響するか」という解説が多く、
クライアントワークや提案資料の裏付けとして使いやすいのが特徴です。
チェックポイント
- 「Google says」「Official」
- 広告・検索の関係性に注目
Smashing Magazine
Smashing Magazine
https://www.smashingmagazine.com/
UI/UX、HTML、CSS、アクセシビリティなど、WEB制作の質を高める記事が多い海外メディアです。
SEOやAI時代でも、最終的に評価されるのは「使いやすさ・読みやすさ」。
Googleが重視するUX思想を、
検索アルゴリズムではなく“設計思想”から理解できるのが最大の価値です。
チェックポイント
- 見出しだけ流し読み
- すぐ実装しなくてOK、考え方を吸収する目的で
The Verge
The Verge
https://www.theverge.com/
AI・テクノロジー・プロダクトの世論・空気感を掴むのに最適なメディアです。
検索・SNS・AIが「社会でどう使われているか」を知ることで、
ユーザー視点を失わずに済みます。
チェックポイント
- AI関連の大型ニュース
- 一次情報より“流れ”を見る
【日本語補完】実務に落とし込む
Web担当者Forum
Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/
SEO・GA4・WEBマーケティングを日本企業向けに翻訳・整理してくれる代表的メディアです。
海外情報をそのまま読むのが辛い場合でも、
「結局、何に注意すればいいのか」が分かりやすくまとめられています。
チェックポイント
- 「まとめ」「注意点」「影響」
- 実務で説明できるかを意識
ICS MEDIA
ICS MEDIA
https://ics.media/
HTML・CSS・JavaScript・ブラウザ仕様変更など、
制作現場に直結する技術情報を丁寧に解説しているサイトです。
チェックポイント
- 表示崩れ・仕様変更系の記事
- WordPressアップデート時の参考資料に最適
coliss
coliss
https://coliss.com/
海外記事の翻訳や、WEBデザイン・UIトレンドを素早く知るのに便利なサイトです。
短時間で「今、何が流行っているか」を把握したい人向け。
チェックポイント
- 海外記事の要約
- デザイン・UIトレンド
毎日10分を実現する「超かんたん周回方法」
情報収集が続かない最大の理由は、
**「探しに行くのが面倒」**だからです。
2026年向けには、
👉 情報が“勝手に集まってくる状態”を作ること
が最重要になります。
方法①|RSSで「見る場所」を1つにまとめる(最短)
おすすめツール:Feedly
Feedly
Feedlyを使えば、
Google公式・SEO海外メディア・日本語サイトを1画面で確認できます。
登録しておくRSS(最低限)
- Google Search Central Blog
- Make WordPress Core
- Search Engine Journal
- Web担当者Forum
- ICS MEDIA
👉 毎朝Feedlyを開いて、タイトルを流し見するだけ
周回ルール(重要)
- 記事は「読む/読まない」を即決
- 後で読むは極力しない
→ 判断スピードが命
方法②|Googleアラートで「異変だけ」拾う
使うもの:Google Alerts
Google Alerts
毎日チェックしなくても、
“何か起きた時だけ通知”してくれるのが強みです。
おすすめキーワード(2026向け)
WordPress 7.0Google Core UpdateAI OverviewsSEO AIWordPress vulnerability
設定のコツ
- 頻度:1日1回
- ソース:ニュース+ブログ
- 件数:すべて
👉 普段は見ない/異変が出たら深掘り
方法③|ChatGPTで「要約&通知役」を作る(最強)
ここが2026年らしいやり方です。
ChatGPTに任せる役割
- 長文記事の3行要約
- 「自分に関係あるか?」の判断
- 重要ニュースだけの抽出
ChatGPT
プロンプト例
あなたはWEB制作・SEO・CMSの専門アシスタントです。
以下の条件で最新情報をチェックし、
重要なものだけ日本語で要約してください。
- 対象分野:Google検索、AI Overviews、SEO、WordPress、CMS
- 重要度基準:
- 仕様変更
- 非推奨・廃止
- 表示・順位・評価への影響
- 出力形式
- 何が起きたか(1行)
- 影響する人
- 今すぐ対応が必要か(Yes / No)
方法④|Slack / Notionと組み合わせる(余裕があれば)
Slack通知(中級者向け)
Slack
- Google Alerts → メール → Slack転送
- 「#web-news」チャンネルに集約
👉 チーム共有・提案ネタ管理に便利
Notionで「知識資産化」
Notion
保存フォーマット例:
・日付
・元記事URL
・ChatGPT要約
・自分の一言メモ
👉 このままブログ・提案書に転用可能
失敗しないための注意点(超重要)
❌ やらなくていいこと
- すべて読む
- 毎日同じ情報を深掘り
- 完璧に理解しようとする
✅ やるべきこと
- 変化に気づく
- 影響範囲を判断する
- 必要な時だけ深掘りする
まとめ|2026年の情報収集で最も大切なこと
- 情報量より判断軸
- 日本語だけに頼らない
- 毎日10分でも「一次情報を見る習慣」を持つ
このルーティンを続けるだけで、
ブログネタ・提案資料・クライアント説明に困らなくなります。