モバイルファーストインデックス

モバイルファーストインデックスはいつからか?2018年3月27日開始!

モバイルファーストインデックスに移行するとGoogleのウェブマスター向けイベント「Pubcon Austin 2018」で発表がありました。ゲイリー・イリェーシュ(Gary Illyes)氏によると発表があった2018年2月22日の1か月半後とのことなので、時期的に2018年4月中旬頃から切り替わっていくのではないでしょうか。 ※3月27日から開始すると発表がありました。
今までの検索順位はPC主体だったものが、今後はスマホやタブレットなどのモバイルが主体になっていきます。それがモバイルファーストインデックスです。今回はそのモバイルファーストインデックスについて詳しく解説していきます。

モバイルファーストインデックス(Mobile First Index = IMF)の時期

正確な日付については発表されていませんが、2018年4月ごろと推測されます。
この頃に、検索順位に変動があるかもしれません。

3月27日モバイルファーストインデックスに移行するとGoogleがウェブマスター向けブログで公式発表しました!

モバイルファーストインデックスとは

Googleの検索エンジンの評価基準をPC主体からモバイル主体に移行する。つまり、モバイルで表示されるページの状態を第一に考え、Googleの索引に加えるよってことです。

今までは
モバイルフレンドリーではない
PCだけには表示してモバイルには表示しないコンテンツがある
PC用のホームページしか持っていない

という企業やサービスでも検索順位で上位に来ることは可能だったかもしれませんが、2018年はモバイルフレンドリーなホームページを持たないとビジネスに支障が出るくらい検索順位が下がる可能性があります。

モバイルフレンドリーかどうか調べる

自社のホームページがモバイルフレンドリーかどうか調べるツールがあります。
モバイルフレンドリーテスト
こちらで分析すると「このページはモバイルフレンドリーです」あるいは「このページはモバイルフレンドリーではありません」と評価してくれます。
モバイルフレンドリーでない場合、テキストが小さくて読めませんとか、ビューポートが設定されていませんとか、クリック可能な要素同士が近すぎますなど問題となる修正内容を提示してくれます。

また、モバイルのスピード化もSEOの中の順位を上げる要素の一つとなっているので
PageSpeed Insights
こちらでスピードのチェックと問題点の洗い出しも行いことをお勧めします。

モバイルファーストインデックスに移行する理由

Googleがモバイルファーストインデックスに移行するには理由があります。スマートフォンが普及し、検索はPCでするよりスマートフォンですることが多くなってきました。
2015年には既にスマートフォンからの検索がPCを上回り、増加しながら現在まで推移しています。

SEOを考えていく上でGoogleの考えを理解することが重要です。
Googleというより、サービスの本質でもあるのですが、
「ユーザーにとって良いものを提供する。」
「ユーザーのニーズに合ったものを提供する。」
ということが方針としてあるため、それが今回のモバイルファーストインデックスに移行する理由なのです。

モバイルファーストインデックスに対応するための方法

対応するための方法は3つ用意されています。
(1)レスポンシブデザインのホームページ制作 ※推奨
(2)ユーザーエージェントによるダイナミックな切り替え
(3)モバイル専用ホームページの作成
※詳しくは、第3回 Google 検索エンジン最適化(SEO) スターターガイドの要約

しかしながら、検索エンジン最適化スターターガイドにある通りレスポンシブなホームページが推奨されています。
その理由は、PCとモバイルを等価にすることが望ましいとされているからです。
PCで表示されるコンテンツがあるが、モバイルでは表示されないのではモバイルでアクセスしたユーザーに機会的な損失があると考えられます。

だからレスポンシブでモバイルフレンドリーなホームページを作る

モバイルフレンドリーなホームページでなくても、検索にインデックスされないというわけではないのですが、不利になっていく可能性があります。
今からホームページを作る人は、モバイル向けのホームページには対応していないという制作業者は信用しない方がよいでしょう。
極端な話、最初からモバイル向けのホームページだけというのも業態によってはよいのかもしれません。
また現在はPC向けサイトしか持っていない企業やサービスを展開の方は、モバイルサイト向けにリニューアルを進めては如何でしょうか。

あくまでも、あなたのホームページに来る「ユーザー」が主体になります。
ユーザーにとって、使いやすく、ニーズに合ったコンテンツを提供しましょう。


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